過去のふりかえりの内容をふりかえってみた

過去のふりかえりの内容をふりかえってみた

Clock Icon2019.08.16

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経緯

年単位で活動しているチームで安定して成果を出せるようになったものの、ここ最近はふりかえりのアクションも効果的なものが出にくくなってきたり、ふりかえりの時間を過ごすのが苦痛という声も出てきたりしていました。何故だろうと、ふりかえりの方法を変えたりはしていましたが、効果は長く続かず。
OSTでその事を相談した時に、「(チームが考える)基準が上がってるんじゃない?」という話があった事がきっかけでした。過去のふりかえりを見ることで、まずは過去と比較して成長しているはずの今のチームの立ち位置が分かる。そして立ち位置が分かると更に次に進むにはどうしたらよいか考える土台になるといいな、と期待したのです。まずは現状把握ということ。

そこで、いつもは過去一週間についてふりかえっているところを、結成当初の約2年前のふりかえりの内容から順にふりかえってみることにしました。

やりかた

特にフォーマットなく、ひたすら古い順にふりかえりの内容をざっと見て、気になったものにコメントしたり、内容を書き残すスタイルで行いました。
過去のふりかえりについて、チームが同じ場所に居た時は付箋を使い、写真を撮って残していました。その後に拠点が別れてリモートチームになってからは色々なツールを使いましたが、何かしらの履歴は残っている状態だったのが幸いでした。ふりかえりの履歴は簡単にでも残っていると、こんな時に役立つんですね。

起こったこと

最近Joinしたメンバーからは「会議いっぱいあったんだ」「最初は結構、ふんわりだったんだなー」とか、昔からのメンバーからは「だいぶ成長してましたね」など、今となってはスムーズに効果を出せていることが昔から出来ていた訳ではないことに気づき、割と期待通りの声があがって、ああ良かったと思えました。あとは今は実施されていない、埋もれていた良さそうなアイデアを拾えたりもしました。
時間の関係で全てを見るまでには至りませんでしたが、効果としては十分感じられました。

まとめ

成長が止まったり緩やかになる事は起こります。過去からの変化を具体的に知り、今の状況をよりポジティブに受け止めるために、短期的なふりかえりをしているチームで過去のふりかえりを見てみることは時に有効だと感じました。そして自信をもって次につながることを期待して!

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